ウルグアイ戦スクランブル出場のFW久保 好機逃し、右手でピッチ叩いて悔しさ露わ

前半20分に小川との交代で出場、惜しいヘディングシュートは枠を捉え切れず

 U-20日本代表FW久保建英(FC東京U-18)が24日のU-20ワールドカップ韓国大会、グループリーグ第2戦のU-20ウルグアイ代表戦でFW小川航基(ジュビロ磐田)の負傷交代に伴い、前半20分にスクランブル出場を果たしたが、試合は0-2で敗れた。

 15歳の天才少年は強烈なシュートや華麗なスルーパスで見せ場を作った。

 最大のチャンスは後半10分に訪れた。MF市丸瑞希(ガンバ大阪)がペナルティーエリアからループシュートを放つも、相手守護神は右手を伸ばしてスーパーセーブ。こぼれ球に反応したのは久保だった。ヘディングシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることはできず。久保はピッチを右手で思い切り叩いて悔しさを露わにした。

 その3分後の同13分、久保がニアサイドに左足で強烈なシュートを放つ。GKに反応されたが、堂安(ガンバ大阪)がヘディングシュート。だが飛んだコースが甘く、ゴールはならなかった。後半22分にはFW岩崎悠人に左足で芸術的なスルーパスを通した。だが、岩崎のシュートはGKの正面を突いてしまった。

 2015年に帰国するまで、名門バルセロナの下部組織「ラ・マシア」で活躍した神童は才気走ったプレーでスタジアムを沸かせたが、南米の雄の牙城を崩すことはできず。悔しそうな表情で視線を前に向けていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング