U-20W杯日本戦で運営サイドが凡ミス ウルグアイ国歌を間違えて演奏し選手困惑

日本国歌の演奏後にやり直す異例の事態に

 韓国で開催されているU-20ワールドカップでハプニングが起こった。日本対ウルグアイの試合前の国歌演奏で、ウルグアイの国歌が演奏されず、チリ国歌が演奏された。

 ホーム側のエンドに整列したウルグアイの国歌から順に演奏される段取りだったが、演奏が始まるとウルグアイの選手たちは口を開くことなく困惑した表情を浮かべた。ベンチのスタッフや選手も力なく首を横に振るなど、演奏の間違いは明らかだった。

 その後、日本国歌が演奏され、改めてウルグアイ国歌が演奏されると選手たちは大きな声で国歌を斉唱。演奏が終わると手をたたくなどしてモチベーションを高めた。

 昨年のリオデジャネイロ五輪でも起こった国歌の取り違えという珍事だったが、試合は予定通り開始された。U-20世代とはいえ、国を代表して世界大会に臨むチームに対してリスペクトを欠く運営側の不備になってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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