日本人が「完璧なヘッドを突き刺した」 20歳を現地絶賛…逆転ゴールは「素晴らしい」

後藤啓介がヘント戦で逆転ゴールを決めた【写真:(C) STVV】
後藤啓介がヘント戦で逆転ゴールを決めた【写真:(C) STVV】

シント=トロイデン後藤啓介が、ヘント戦でヘディングを決め逆転勝利に貢献

 ベルギー1部シント=トロイデンVVに所属する日本代表FW後藤啓介が、現地時間11月30日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第16節のヘント戦でヘディングゴールを決め、逆転勝利に貢献した。この活躍をベルギーのメディア「Het Belang van Limburg」が報じている。

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 シント=トロイデンは敵地でのヘント戦に臨み、試合は前半にヘントが先制点を奪う展開となった。この試合に先発出場した後藤は、チームが同点に追いついた直後の後半32分に値千金となる勝ち越しゴールを奪取する。

 後半32分、左サイドを駆け上がった途中出場のDFルネ・ユクレロから精度の高いクロスが上がると、ゴール正面で待ち構えていた後藤が相手DFの間を縫うようにして飛び込み、完璧なヘディングシュートをゴールネットに突き刺した。

 後藤のゴールはシント=トロイデンにとって逆転の勝ち越し点となり、チームはそのまま2-1で勝利を収めた。この活躍を受け、ベルギーのメディアは試合の模様を伝え、「後藤啓介はカナーリ(シント=トロイデンの愛称)にヘント戦で当然のリードをもたらした」と綴っている。

 また、同メディアは「彼は途中出場したユクレロからのクロスを素晴らしいヘディングでネットに突き刺した」と、後藤のゴールシーンを描写して注目。この試合で後藤は今季5ゴール目を挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。

 シント=トロイデンは、この勝利でリーグ戦4連勝とし、4位をキープしている。20歳の日本人FWは、シーズン序盤はベンチスタートが続いていたが、重要な局面で結果を出し、今後のさらなる活躍に期待がかかっている。

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