18年の時を超えU-20W杯でウルグアイと激突 優勝候補相手に小野ら“黄金世代”の再現なるか

日本が準優勝の快挙を達成した1999年大会では、準決勝で2-1と勝利

 世界をアッと言わせた18年前の快挙をリアルタイムで知らない世代が、当時と同じ優勝候補の一角に挑む。U-20日本代表は24日、U-20ワールドカップ(W杯)韓国大会グループリーグ第2戦で優勝候補のウルグアイと激突。初戦の南アフリカ戦で決勝点を決めたMF堂安律(ガンバ大阪)が、2戦連続ゴールと黄金世代の再現を狙う。

 今から18年前、黄金世代と謳われたMF小野伸二(現コンサドーレ札幌)や本山雅志(現ギラヴァンツ北九州)らが世界を驚かせた。1999年のワールドユース選手権(現U-20W杯)ナイジェリア大会で優勝候補のウルグアイを準決勝で2-1と破り、日本はFIFA主催の国際大会で初めて決勝に進出した。

 98年6月生まれの堂安は「そうなんですか?」と言い、黄金世代がウルグアイに勝って決勝進出を果たしたという詳細を知らなかった。間髪入れずに「でも」と言うと、強気にこう続けた。

「またそこで優勝候補相手に勝てば、日本が優勝するんじゃないかって思われる。勝ってやろうと思います」

 

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