鹿島、東京Vに1-0で辛勝…首位キープで最終節へ 2016年以来9年ぶりリーグ制覇へ柏と一騎打ち

【写真:徳原隆元】
【写真:徳原隆元】

途中出場の松村優太が決勝弾、柏も勝利で今節でのリーグ優勝は決まらず

 鹿島アントラーズは11月30日、J1リーグ第37節で東京ヴェルディに1-0で勝利した。勝てば優勝を決められる可能性もある一戦だったが、2位の柏レイソルもアルビレックス新潟に勝利したため、今節では決まらず。勝ち点1差の首位のまま、最終節を迎えることになった。

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 ビジタースタンドを埋めつくすサポーターが押し寄せた鹿島は、2016年のリーグ優勝を知るDF植田直通、FW鈴木優磨らが先発。一方、DF小池龍太、FWチャヴリッチらがベンチを外れた。

 前半は東京Vのブロックをこじ開けられず、前線の鈴木、FWエウベル、FW田川亨介にボールが入らない展開。同23分には、FW染野唯月にペナルティーエリア内でフリーでヘディングを許したが、GK早川友基が好セーブ。同32分にはFW松橋優安のシュートを、再び早川がストップした。

 流れを変えたい鹿島は、後半9分にエウベルを下げてMF松村優太を投入。セットプレーなどから徐々にゴールに迫ると、同27分にはMF舩橋佑、FW荒木遼太郎を同時投入した。すると同29分、FWレオセアラのシュートをストップされるも、こぼれ球を松村が押し込んで先制に成功した。

 そのまま1-0で逃げ切り、苦しみながら貴重な勝ち点3を死守した鹿島。勝ち点1差の首位をキープし、12月6日の最終節ではホームで横浜F・マリノスと対戦する。一方の柏は、FC町田ゼルビアとホームで激突。鹿島がリーグ優勝を達成すれば、2016年以来9年ぶりとなる。

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