昇格立役者の20歳…来季の去就は「難しいところ」 海外含め「チャレンジできる場に」

水戸の齋藤俊輔「自分自身どうなるかわかりませんし、本当に難しいところ」
水戸ホーリーホックは11月29日、J2リーグ最終節で大分トリニータに2-0で勝利し、J2初優勝とJ1初昇格を決めた。緊張感の漂うなか、右サイドからのクロスでFW多田圭佑の先制ゴールをアシストしたのは、20歳のMF齋藤俊輔。成長著しい若武者は、来季の去就について「どうなるかわかりません」と話した。
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今年9月から10月にかけて行われたU-20ワールドカップでも、日本の主力を担った齋藤。リーグ戦でもまさに飛躍の1年になった。アレッサンドロ・デル・ピエロを彷彿とさせるような左サイドからのカットインから、右足でのミドルシュートでスーパーゴールを量産。J2の月間ベストゴールに3度も輝いた。
この日は、クラブの歴史がかかった一戦ということもあり、前半は消極的な場面も目立った水戸。森直樹監督も「何人かちょっとゲームに入れていない選手がいました」と、試合を振り返っている。そんななか、前半14分に齋藤が得意のカットインから右足のミドルシュートを放つなど、相手ゴールを脅かした。
そして後半開始早々の1分、右サイドを突破した齋藤のクロスに、多田が体ごと押し込むようなヘディング。齋藤は「圭佑がよく合わせてくれたと思いますし、あそこでヘディングで行けるのが圭佑の強みですし、そういった個人の特徴が出て、素晴らしいゴールだったと思います」と先制ゴールを振り返った。
来シーズンはJ1の舞台で戦う権利を得た水戸だが、日本の未来を担う齋藤には海外へのステップアップの可能性も高まっている。オフシーズンの去就については、「自分自身どうなるかわかりませんし、本当に難しいところではありますけど、自分がチャレンジできる場に身を置きたいと思います」と明かした。




















