日本の“史上初ポット2確定”をFIFA発表 来月上旬に抽選会実施…森保Jにとって「死の組」は?

日本のポット2入りが確定【写真:徳原隆元】
日本のポット2入りが確定【写真:徳原隆元】

FIFAが組み合わせ抽選会の方法を発表

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間11月25日、2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会のポット分けを発表した。最新のFIFAランクが発表された時から18位の日本は、ポット2に入ることが確実視されていたが、正式に決定した。

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 組み合わせ抽選会は現地時間12月5日にワシントンDCで行われる予定となっており、FIFAは「2026年7月19日の日曜日にニューヨーク、ニュージャージーでトロフィーを掲げるまでどの道筋をたどることになるかを知ることになります」と発表している。なお、グループステージでは、同一大陸(連盟)に所属する国同士は対戦しない。

 ポット1には開催国のカナダ、メキシコ、アメリカが入り、ここからFIFAランク上位ですでに予選突破を決めている国が振り分けられることになっている。スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランド、ブラジル、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ドイツが入った。

 日本が入ったポット2はクロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、セネガル、イラン、韓国、エクアドル、オーストリア、オーストラリアとなり、グループリーグでは当たらない。

 ポット3には、プレミアリーグでも活躍するFWアーリング・ハーランドを擁するノルウェーをはじめ、エジプト、パラグアイ、スコットランド、コートジボワール、パナマ、チュニジア、アルジェリア、南アフリカ、ウズベキスタン、カタール、サウジアラビアが入った。

 ポット4には、ヨルダン、カーボベルデ、ガーナ、キュラソー、ハイチ、ニュージーランドに加えて、ヨーロッパのプレーオフA、B、C、Dの4か国、大陸間プレーオフの1、2の計6か国が入ることになる。欧州プレーオフには4度のW杯優勝を誇りながらも2大会連続でW杯出場を逃しているイタリアやスウェーデンも残っている。

 史上初のポット2入りを決めた日本だが、ポット1からFIFAランク2位で前回大会優勝のアルゼンチン、ポット3からノルウェー、ポット4からイタリア(プレーオフを勝ち上がった場合)と同じグループに入る可能性もあり、日本にとっては「死の組」となりそうだ。

 出場国が従来の32から48へ大幅に増加して行われる2026年大会。W杯優勝を目指す森保ジャパンはどの国と同じグループに入り、どの会場で戦うことになるだろうか。

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