味方を守った守護神が「最高すぎる」 北朝鮮の挑発を“ブロック”…17歳の行動に喝采「人生何周目?」

U-17日本代表の村松秀司【写真:アフロ】
U-17日本代表の村松秀司【写真:アフロ】

日本は北朝鮮をPK戦の末に下してベスト8へ

 U-17ワールドカップ(W杯)を戦うU-17日本代表のGK村松秀司は守護神として、そして精神的支柱としてチームを支えている。準々決勝のU-17北朝鮮戦でチームメートを守った行動は「ゴールだけでなく味方も守れるキャプテンが日本にはいる」と大きな反響を呼んでいた。

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 日本はグループリーグを2勝1分けの首位で通過。決勝トーナメント1回戦のラウンド32では南アフリカに3-0で快勝。そして、準々決勝進出を懸けて北朝鮮とのアジア対決に臨んだ。1-1のままPK戦にもつれ込む熱戦となったなか、日本は5人全員がきっちりと成功させ、PKスコア5-4で勝利。過去最高成績に並ぶ8強入りを決めた。

 そのPK戦で、5人目のキッカーFW浅田大翔がキックに向かう直前での出来事だった。決めれば日本の勝利が決まる場面で、北朝鮮の選手が浅田にプレッシャーをかけるためか勢いよく近づいてきた。それに気づいたキャプテンの村松は北朝鮮選手の“挑発”をブロック。その後、浅田にボールを託し、肩を叩いてエールを送っていた。

 この村松の行動が大きな反響を呼んでいる。SNSでは「めちゃくちゃ頼もしい」「キャプテン最高すぎる」「村松くん、人生何周目なんだ…?」「身体を張って守れるキャプテンに惚れる」「ゴールだけでなく味方も守れるキャプテンが日本にはいる」「本当に人間性から良い選手」「多感な時期のこの年代で、このメンタルは素晴らしい」と称賛のコメントが相次いでいた。

 この試合の前半にはPKストップを披露するなどピッチ上でのパフォーマンスも際立つ村松。その抜群のリーダーシップが若き日本代表をけん引している。

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