英メディア選定「リーグ最終節の激闘10傑」 ファーガソン体制ラストゲームで香川も主役の一人に

いまだに香川の放出を惜しむ声も

「レッドデビルズは30分間で3-0とリードした。シンジ・カガワ、アレクサンダー・ビュトネル、ジョナス・オルセンのオウンゴールでバギースを挽回不能と思われるところまで追い込んだ」

 記事ではこう報じているが、思わぬ逆襲に逢った。現エバートンのベルギー代表FWロメル・ルカクのハットトリックなどで衝撃の乱打戦となり、最終的に5-5ドロー。複雑な表情で有終のタクトを終えたファーガソン監督のラストゲームで香川も乱戦の主役の一人となった。

 香川はユナイテッドにとって最後のリーグタイトルとなったこのシーズンの優勝メンバーの一人。偉大なるサーの跡を継いだデイビッド・モイーズ、ルイス・ファン・ハールという両監督には評価されず、2014年にドルトムントに復帰したが、ファーガソン監督最後の愛弟子だった香川に対して、英メディアでもいまだに放出を惜しむ声も出ている。

 黄金時代の最後のシーズンで、節目の一戦で残したインパクトも依然としてユナイテッド・サポーターの心に焼き付いているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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