15歳久保、U-20W杯初陣で“練習通り”の会心アシスト 堂安から「“後ろ!”と声が聞こえた」

「個々の球際で圧倒されたけど…」

 ギリギリまで味方と相手の状況を見極めてのラストパス。久保の持ち味であるテクニックと的確な状況判断力、そして堂安のシュート技術が噛み合ったからこそ生まれた決勝ゴールだった。

 久保は試合終盤にチーム全体が押し込まれたことで、ボールを受けられない状況が続いた。それでも「思っていた通りレベルが高くて、個々の球際で圧倒されたけど、チーム一丸で勝利できたことが大きかったです」と勝利できたことを喜んだ。ウルグアイ、イタリアと強豪国が居並ぶ組分けのなか、初戦で勝ち点3を得た意味は非常に大きい。

 日本が誇る二人のテクニシャンが見せつけた潜在能力。10年ぶりに同大会を戦うU-20日本代表にとって、何よりも大きな収穫になったことは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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