欧州日本人が今季4点目「美しい」 3か月ぶり“復活の狼煙”の一撃…積極果敢な「らしいゴール」

シント=トロイデンの伊藤涼太郎【写真:PsnewZ/アフロ】
シント=トロイデンの伊藤涼太郎【写真:PsnewZ/アフロ】

シント=トロイデンMF伊藤涼太郎がミドルで決勝点

 ベルギー1部シント=トロイデンは現地時間11月2日に第13節でアントワープと対戦。両チーム合わせて9人の日本人選手が出場した試合はMF伊藤涼太郎の今季4得点目が決勝点となり、1-0で勝利を収めた。

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 シント=トロイデンはGK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、伊藤、FW後藤啓介が先発。ベンチスタートだったDF松澤海斗も後半に途中出場した。一方、アントワープではGK野澤大志ブランドンとDF綱島悠斗がスタメン出場した。

 試合が動いたのは前半16分。シント=トロイデンが左サイドのクロスからチャンスを作り、こぼれ球を伊藤が右足のボレーシュート。これは綱島のブロックに阻まれたが、再びボールを受けた伊藤はペナルティーエリアの端から右足でゴールを狙った。DFに当たってわずかにコースが変わったシュートはニアサイドのポストを叩いてゴールイン。必死に飛びついた野澤も防ぐことができなかった。

 スポーツチャンネル「DAZN」の公式Xは「鮮やかな決勝ミドル」と伊藤の今季4得点目となるゴールハイライトを公開。シュートコースがほとんどない中で積極的に狙って生まれたゴールに対しては「あそこでニアいくのが涼太郎」「涼太郎らしいゴール」「美しい」と称賛のコメントが寄せられた。

 今季は開幕3試合連続ゴールと出だしが好調だったものの、その後は負傷離脱もあった伊藤にとってはおよそ3か月ぶりのゴールだっただけに、「復活の狼煙」「2度目の覚醒の始まり」と再びゴール量産を期待する声も上がっていた。

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