九州ダービーで一部サポーターが問題行為 熊本と大分が共同声明「リスペクト欠く行為」

熊本と大分が合同で声明を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
熊本と大分が合同で声明を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

SNSでの誹謗中傷も確認…両クラブが毅然と対応へ

 ロアッソ熊本と大分トリニータは10月30日、10月26日に行われたJ2リーグ第40節の九州ダービーにおいて、一部サポーターによるリスペクトを欠いた行為が確認されたとし、両クラブ連名で声明を発表した。

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 試合は九州ダービーらしい熱気に包まれ、多くの両クラブのサポーターによる声援のもと開催された。しかし、その一方で一部のサポーターによる相手クラブおよびサポーターへの不適切な言動、さらにはSNS上で当事者以外への誹謗中傷も確認されたという。

 クラブは声明の中で「こうした行為は、クラブ同士の健全な関係や、サポーターの皆さまが築いてきた素晴らしい応援文化を損なうものであり、大変遺憾であります」と強く非難。今後同様の事象が確認された際は、関係各所と連携し、然るべき対処を講じる姿勢を示した。

 また、「フェアプレーとリスペクトの精神」を重んじるスポーツの本質をあらためて強調。スタジアム内外、そしてSNSを含めたすべての場面において相手への敬意を忘れず、前向きで熱い応援を呼びかけた。

 今回の声明には、株式会社アスリートクラブ熊本の藤本靖博社長、株式会社大分フットボールクラブの小澤正風社長がそれぞれ署名し、クラブとして一致団結して対応していく姿勢を示している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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