残り5試合…最新順位表に「ヒリヒリが止まらん」 実力者6連勝に騒然「やっぱり強い」

J3リーグも残り5試合となった【写真:徳原隆元】
J3リーグも残り5試合となった【写真:徳原隆元】

J3の最新順位表、金沢が怒涛の6連勝でついにプレーオフ圏内に浮上した

 J3リーグは10月24日から26日にかけて第33節を各地で行った。順位表の変動は2か所のみだったが、残り5節で首位と2位の勝ち点差が2に縮まっている。ファンからは「金沢はやっぱり強いんよな」「ヒリヒリが止まらんぜ」「沼津やばいよ」との声があがっている。

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 今節を終えて順位が入れ替わったのは、プレーオフ進出争いに直結する6位と7位、そして11位と12位だ。まず6位に浮上したのは、福島ユナイテッドに1-0で勝利したツエーゲン金沢だ。スコアレスで迎えた後半45分、同26分から途中出場していた10番のFWパトリックが決勝ゴールを挙げてチームを6連勝に導いた。

 一方、ザスパ群馬にアウェーで0-2で敗れた奈良クラブが7位に転落。前半に許した2失点を跳ね返せずに完封負けとなった。直近7試合で4敗目となった奈良は、シーズン終盤にやや勢いが落ちてきているが、プレーオフ進出の6位以内に再び浮上できるか、クラブにとって正念場と言える。

 またアウェーで高知ユナイテッドSCに1-0で勝利したSC相模原が12位から11位に浮上した。相模原も後半AT1分にMF武藤雄樹が決勝点を決めている。岐阜SCは鹿児島ユナイテッドFCに1-3で敗れ、相模原と入れ替わる形に。前節の金沢戦を落として連勝が7でストップした岐阜は、連敗を喫したことで逆転プレーオフ進出の可能性が次節にも消滅する状況になってしまった。

 今節、注目だった首位のヴァンラーレ八戸と2位の栃木シティの首位攻防戦は、後半AT5分にMFバスケス・バイロンが決勝点を挙げて、栃木Cが1-0で勝利。シーズン途中にJ1のFC町田ゼルビアから加入したバスケス・バイロンは加入後10試合で6得点と文字通りに格の違いを見せている。この試合の結果、首位の八戸と栃木Cの勝ち点差は2となっており、今シーズンJ3に昇格したばかりの栃木Cは2年連続のリーグ優勝を狙える位置にいる。

 残留争いに目を移すと、18位の群馬が勝利したが、19位のカマタマーレ讃岐も松本山雅FCに対して、後半ATに2ゴールを挙げて勝利しており、しっかりと群馬を追随している。最下位のアスルクラロ沼津は今節もAC長野パルセイロに1-2の逆転負けを喫しており、群馬と讃岐との勝ち点差が7へ広がった。

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