22歳の日本人が欧州1部で「暗闇の中の光」 MOM選出…チーム不振に「全く影響されていない」

コペンハーゲン鈴木淳之介は「常にハードワークしている」
デンマーク1部コペンハーゲンに所属する日本代表DF鈴木淳之介が、不振にあえぐチームのなかで高い評価を獲得している。ヴィボーとの一戦は0-0のスコアレスドローに終わったが、デンマークメディア「Tipsbladet」は鈴木を「暗闇の中の光だ」とマン・オブ・ザ・マッチに選出している。
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試合は両チームともに決定機が少なく、枠内シュートもほとんどないまま引き分けに終わった。コペンハーゲンの低迷は続いており、同メディアは「多くの選手がトップレベルからほど遠い状態」にあると、チーム全体のパフォーマンスを厳しく断じた。
そのなかで、本職ではない右サイドバックで出場した鈴木のプレーは際立っていたという。記事内では「彼はチームの状況に全く影響されていないようで、守備で強さを見せ、前線にも上がり、常にハードワークしているように見える」と指摘。攻守にわたって精力的な動きを見せた日本人DFのパフォーマンスを高く評価した。
一方で、DFガブリエル・ペレイラやDFパンテリス・ハツィディアコスといったほかの選手たちは「ミスパスの多さでクラブ選手権を争っていた」と酷評されている。オフェンス陣についても「迫力とパワーを欠いていた」と言及し、得点力不足を問題視した。
コペンハーゲンがこの試合で初めて枠内シュートを記録したのは、後半23分に途中出場のFWロバートが放った一撃だった。これは2021年のシルケボーIF戦で、MFペップ・ビエルが後半40分に記録して以来の遅い枠内シュートだったと伝えられている。チームが不審の中でも鈴木のパフォーマンスが際立った一戦になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
















