首位・鹿島、京都とドローで3戦未勝利 柏と勝ち点1差に…後半ATに追い付くもまた足踏み

京都と引き分けに終わった鹿島【写真:Getty Images】
京都と引き分けに終わった鹿島【写真:Getty Images】

後半ATに鈴木優磨が押し込んで引き分けも、柏が勝利で勝ち点1差となった

 J1リーグは10月25日、第35節が各地で行われた。首位の鹿島アントラーズは敵地で3位の京都サンガF.C.と対戦し1-1でドローで終わった。鹿島はこれで3試合未勝利となった。

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 鹿島は33節でガンバ大阪と0-0のドロー、前節もヴィッセル神戸との上位対決で0-0と、少し足踏みしている状況。対する京都も2戦連続ドロー中で、前節は前半に退場者を出しながらも終了間際に土壇場で追い付く意地を見せていた。

 試合の序盤は鹿島が右サイドのFWチャヴリッチ、FW鈴木優磨を中心にチャンスを作るもネットを揺らせないでいると、前半18分に京都にチャンス。左サイドからMFマルコ・トゥーリオが切り込み中に折り返し、最後は古巣対戦となるMF平戸太貴がシュートを放つも枠をとらえきれなかった。

 さらに同21分に再び平戸にチャンスが訪れたがシュートは鹿島GK早川友基の正面へと飛んだ。徐々に京都がボールを持ち押し込む回数が増えると、同36分にセットプレーの流れからロングボールを入れFW長沢駿が競り勝ち、マルコ・トゥーリオへパス。これをマルコ・トゥーリオが蹴り込んでホームの京都が先制した。

 鹿島は後半頭からMF舩橋佑に代えてMF知念慶を投入。得点を奪うべく攻勢を強め前半と同じくサイドを中心にチャンスを作るも、決定的な場面は作れず。すると、同30分には京都MF中野瑠馬がロングボールに抜け出し、最後はフリーのマルコ・トゥーリオがシュートを放ったが鹿島DF植田直通のブロックで追加点とはならなかった。

 試合はその後も互いにチャンスを作ると後半アディショナルタイム7分、右サイドからのクロスを鈴木が流し込み土壇場で追い付き試合はそのまま終了した。首位の鹿島は3試合未勝利となりリーグ優勝に向けて足踏みする形。2位の柏レイソルが横浜FCに2-0で勝ったため、ついに勝ち点1差まで追い上げられた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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