日本人FWを「アジア最強ストライカーに認定」 衝撃ハットに韓国仰天「誰も達成できなかった記録だ」

フェイエノールトの上田綺世【写真:Pro Shots/アフロ】
フェイエノールトの上田綺世【写真:Pro Shots/アフロ】

上田綺世が前半のみでハット

 オランダ1部フェイエノールトは現地時間10月19日、エールディビジ第9節でヘラクレスと対戦し、7-0で圧勝した。フェイエノールト日本代表FW上田綺世が、前半だけでハットトリックを達成する圧巻の活躍を見せたなか、韓国メディア「OSEN」はこの活躍により「上田がアジア最強ストライカーに認定→ 69年ぶりに歴代記録を更新する可能性」と報じ、オランダでの驚異的な得点ペースに注目している。

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 最前線で先発した上田は前半7分に先制すると、同33分、38分にもネットを揺らし、前半のみでハットトリックを達成。チームはリーグ9戦無敗で首位を快走している。

 同メディアは上田の決定力を高く評価。「相手のミスと幸運にもたらされたチャンスを逃さず、シュート3本で3ゴールを決める優れた決定力を披露した」と伝えている。ロビン・ファン・ペルシ監督は4-0となったハーフタイムで上田をベンチに下げ、休養を与えた。

 上田のハットトリックについて、歴史的快挙と報道。「これは韓国人選手の中でも誰も達成できなかった記録だ」と補足している。

 上田は今季リーグ9試合で11ゴールを量産し、得点ランク単独首位を走る。「ともに2位の選手たち(5ゴール)を考えると圧倒的な差」であり、「さらにウエダはペナルティキックでのゴールもない」と、その内容の濃さを指摘した。

 また、上田はクラブの歴史にも名を刻んだ。「ウエダはクラブ通算5000号ゴールを直接担当」し、試合後には「『伝説的なストライカー』であるファン・ペルシ監督から、ハットトリック記念ボールと5000の数字が記された記念ユニフォームを受け取った」という。ファン・ペルシ監督は上田を「英雄」と呼び、笑顔を見せた。

 この驚異的なペースは、オランダの伝説的な記録と比較されている。同メディアは「ウエダは8.5試合の出場時間で11ゴールという驚異的なペース」と指摘。「1956-57シーズンにPSV所属(クーン・ディレン)がシーズン34試合で43ゴールという記録を樹立した。これはまだ破られていない」と、69年前の大記録に言及した。

 当時のディレンが15試合終了時点で12ゴールだったのに対し「ウエダはわずか8.5試合で11ゴールに到達した」と分析。「そのため、彼は70年近く続いてきたディレンの得点ペースを上回っている点が注目されている」と、歴史的記録更新への期待を綴った。
た。

 上田は日本代表でも好調を維持。10月のAマッチウィークではパラグアイ戦、ブラジル戦で連続ゴールを決め、ブラジル戦では逆転ヘッドで勝利に貢献した。「所属チームと代表を含め、最近4試合で7ゴールを挙げている」とし、「今季のフォームだけ見ればアジア最強ストライカーに認定」と締めくくっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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