上田綺世が「伝説を上回る」 69季ぶり43発超えの可能性…驚異的ペースに現地注目「絶好調だ」

今世紀4人目の偉業達成…カイト、ヒメネスらに続く前半ハットトリック
オランダ1部フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は、現地時間10月19日のリーグ戦エールディビジ第9節ヘラクレス戦でハットトリックを達成。フェイエノールト専門サイト「1908.nl」は「このストライカーは絶好調である」と称賛。70年近く破られていないリーグ記録を更新する可能性について「伝説のクーン・ディレン・インデックスを上回るペース」だと伝えている。
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上田はヘラクレス戦で前半だけでハットトリックを達成した。これは今シーズンのエールディビジで初、そして自身にとってもフェイエノールト移籍後初の快挙となった。この活躍により、上田は今季「8.5試合の出場時間で11ゴール」を記録しており、驚異的なペースで得点を量産している。
同メディアが比較対象としたのは、PSVに所属した伝説的ストライカー、クーン・ディレンだ。ディレンは1956-57シーズンに「34試合で43ゴールという未だ破られていない記録」を樹立した。この偉業は「クーン・ディレン・インデックス」と呼ばれ、選手が並外れたシーズンを送っているかを測る指標となっている。
驚くべきことに、記録保持者であるディレンは15試合終了時点で12ゴールだったのに対し、上田はわずか8.5試合で11ゴールに到達している。「したがって、このフェイエノールトの選手は、70年近くエールディビジの得点王リストを支配してきた男のペースを大幅に上回っている」と、その驚異的なペースが指摘されている。
さらに、上田は今回のハットトリックにより、フェイエノールトのクラブ史にも名を刻んだ。今世紀において「エールディビジの試合の前半にハットトリックを達成した4人目の選手」となった。これは、過去にヨン・グイデッティ、ディルク・カイト、サンティアゴ・ヒメネスといった名選手たちが達成した記録に続くものだと報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















