1年半でJ1初先発→海外移籍→ブラジル撃破「夢しかない」 “成長曲線”が「末恐ろしい」

日本代表の鈴木淳之介【写真:徳原隆元】
日本代表の鈴木淳之介【写真:徳原隆元】

鈴木淳之介は今夏湘南からコペンハーゲンへ移籍

 22歳の若きDFが驚くべきスピードで進化を遂げている。鈴木淳之介(コペンハーゲン/デンマーク)は昨年、ボランチからセンターバック(CB)へとコンバートされたことをきっかけに一躍ブレークを遂げ、ブラジル代表から歴史的な初勝利を挙げた日本代表の一員として先発フル出場した。

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 鈴木は2022年に湘南ベルマーレに加入。1年目はJリーグで出番はなく、2年目に5試合に出場したが、先発の機会はなかった。

 しかし、3年目の2024年シーズン、ボランチからCBへコンバートされたことが飛躍のきっかけとなった。昨年6月の第17節ガンバ大阪戦でJ1初スタメン出場を果たすと、その後にレギュラーに定着。今年6月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選でA代表初招集を受け、インドネシア戦でデビューを飾ると、同7月にはデンマーク1部コペンハーゲンへ移籍。チャンピオンズリーグにも出場するなど、次から次へと戦うステージを上げていった。

 そして、10月14日行われた国際親善試合。代表3キャップの相手が王国ブラジルとなった。鈴木は左CBとしてフル出場。1点のリードを守り切る防波堤として質の高いパフォーマンスを披露し、3-2での歴史的勝利に大きく貢献した。その活躍はキャプテンを務めたMF南野拓実やMF久保建英からも称えられた。

 負傷者が相次いでいる森保ジャパンの最終ラインで強烈なインパクトを残した鈴木。Jリーグ初先発から1年半にも満たないうちにブラジル相手の勝利を経験する大出世を遂げており、SNS上では「すごい成長曲線」「成長スピードが早すぎる」「末恐ろしい」「今日の試合でスカウト動き出すかも」「出世が早すぎる」「凄すぎ」「来年の今ごろはプレミアの中堅クラブで活躍してそう」「来年には5大リーグ入りほぼ確定」「ヤバすぎる」「夢しかない」「シンデレラボーイが過ぎる」と大きな反響を呼んでいた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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