吉田はサウサンプトンで「重要度を増している」 マンU完封の堅守を英紙称賛

19試合連続で先発フル出場、マンUを無失点に抑える

 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は、ともにスコアを動かすことはできず、スコアレスドローに終わった。現地時間17日に行われた試合の主役は、ビッグセーブを連発したユナイテッド守護神GKロメロが主役となったが、19試合連続でフル出場を果たした吉田も現地メディアでチーム2位タイの評価を受け、「重要度を増している」と称賛された。

 この試合、最大の注目ポイントとも言えるシーンは試合開始早々に訪れた。前半5分にユナイテッドDFバイリーが自陣でハンドを犯し、際どい位置でのプレーながら、これがPKと判定された。サウサンプトンはこのチャンスをFWガッビアディーニに託したが、シュートはGKロメロが右手一本で防ぎ得点とはならなかった。

 このPKシーン以外に目立った決定機のなかった前半を0-0で折り返すと、後半はホームのサウサンプトンペースで試合が進んでいく。ユナイテッドを自陣内に釘付けにし、再三のFKとCKからゴールに迫った。

 それでもこの日はロメロが大当たりで、ビッグセーブを連発。空中戦に強いCBのDFジョーンズも必死のシュートブロックを見せるなど、ユナイテッドは意地のディフェンスで失点を許さなかった。

 

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