久保、南野ら絶賛の22歳「思ったよりやれた」 歴史的勝利で自信も…本音は「怖かった」

久保建英、南野拓実らが鈴木淳之介のプレーを評価した【写真:徳原隆元】
久保建英、南野拓実らが鈴木淳之介のプレーを評価した【写真:徳原隆元】

パラグアイ戦の反省を胸に強敵と対峙「人に強くいけたのは良かった」

 日本代表は10月14日に行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で歴史的な初勝利を飾った。この一戦に出場したDF鈴木淳之介は試合後、「一個基準できたので、これを忘れずにデンマークに帰っても頑張りたいと思います」と語り、強豪相手に得た確かな手応え。試合後にはMF久保建英、MF南野拓実らから絶賛の言葉が相次いだ。

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 日本は前半に2点を先行される苦しい展開を強いられた。同26分にDFパウロ・エンリケ、同32分にはFWガブリエウ・マルティネッリにゴールを許し、王国ブラジルの質の高い攻撃に守備網を切り崩された。しかし、後半に試合は一変する。同7分にMF南野拓実が反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、同17分にはMF中村敬斗のボレーシュートで同点。そして同26分、FW上田綺世がヘディングでネットを揺らし、大逆転勝利を収めた。

 パラグアイ戦での反省を胸にこの一戦へ臨んだという鈴木。「パラグアイ戦は自分のところでスペース空けて失点とかもあったので、そういう修正をして特に人には強くいけたかなと思います」と、守備面での意識を明かした。ブラジルの圧力には「全体的に切り替えが早かった」と感じながらも、「怖かったですけど、人に強くいけたのは個人としては良かった」と、世界トップレベルの相手にも臆することなく戦えたことに充実感を滲ませた。

「思ったよりもやれた」と個人としての収穫を語った鈴木。この経験は、今後のキャリアにおいて大きな財産となる。「自分としてはこういう相手を初めて体験した。一個いいきっかけを掴めたと思っています」と続け、「どんな相手にも、相手に合わせずにこういうレベルでやるっていうのが大事。継続していくだけだなと思います」と、さらなる成長を誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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