上田綺世、歴史的逆転弾は「取れる感覚あった」 W杯優勝へ…本音は「その前で決めたかった」

上田綺世がコーナーキックから逆転ゴールを決めた【写真:徳原隆元】
上田綺世がコーナーキックから逆転ゴールを決めた【写真:徳原隆元】

伊東純也のクロスに“取れる感覚”があったと告白、歴史的な逆転勝利に貢献

 日本代表は10月14日に行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2で歴史的な初勝利を飾った。決勝点となる逆転ゴールを決めたFW上田綺世は試合後、「意味あるゴールを取れて嬉しいです」と語り、この一戦を総括した。

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 日本は前半に2点を先行される苦しい展開となったが、後半に猛反撃を開始。後半7分にMF南野拓実が1点を返すと、同17分にはMF中村敬斗のボレーシュートで同点に追いついた。そして迎えた後半26分、途中出場のMF伊東純也が蹴ったコーナーキックに上田が頭で合わせ、ついに3-2と試合をひっくり返した。チームはそのままリードを守り抜き、”サッカー王国”から金星を挙げた。

 劇的な逆転ゴールを叩き込んだ上田だが、試合展開については冷静に振り返る。「なかなか前半からチャンスは作れなかった」としながらも、後半に伊東が投入されてからは好機が増えたと分析。「伊東選手からいいクロスも上がってチャンスも増えて取れる感覚はありました」と、ゴールへの予感を明かした。決勝点については「特別に嬉しい」と喜びつつも、「気持ち的にはその前のシーンで決めたかったですけど」と、ストライカーとしての飽くなき探究心も覗かせた。

 歴史的な一勝にも満足することなく、視線はすでにより高い場所を見据えている。目標とするW杯優勝について問われると、「もちろんチームと同じ優勝です」と断言。「約束はできないですけど、そこを目指して僕も含め選手全員が成長しています」と力を込め、チーム全体のさらなる進化を誓った。

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