森保監督が試合を総括

　日本代表は10月14日、キリンチャレンジカップ2025でブラジル代表と東京スタジアムで対戦し、3-2で勝利した。森保一監督が試合後のフラッシュインタビューに応じ、「みんなが努力してくれたことが結果につながってよかった。全てを覚悟しながら成長していければなと思っています」とブラジル戦を総括した。

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　日本は前半からブラジルに押し込まれる展開が続き、同26分、同32分と立て続けに失点。それでも後半からギアを入れた日本は、前半7分にMF南野拓実が相手のミスを見逃さずに1点を返すと、同17分にはMF伊東純也のクロスからMF中村敬斗がボレーシュートを放つ。これが相手DFに当たりながらゴールネットを揺らし、2-2の同点に追いついた。

　そして後半26分、左サイドのコーナーキックを伊東が蹴り込むと、相手のマークをうまく外したFW上田綺世が頭で押し込んで逆転に成功。過去12試合で勝利のなかったブラジル相手に、0-2から歴史的な大逆転劇となった。

　森保監督は試合後のフラッシュインタビューで「選手もスタッフも、この試合、ホームでブラジルに勝つ、我々が成長することの努力が結果につながって良かったと思います」と歴史的勝利を喜んだ。0-2で迎えたハーフタイムには「なかなかボール保持者にプレッシャーにしっかり行けていなかったので、しっかりさせること、1人1人の強度を上げることを伝えました」と選手への指示を明かした。

　そして、来年の北中米ワールドカップに向けて「今日のブラジルもまた本番になったらもっと厳しい戦いをしてくると思いますし、そういうとこはすべてを覚悟しながら、一歩一歩、上に向かって、成長していければなと思ってます」と先を見据えた。