吉田が今季プレミアの「サプライズ・ベスト11」に選出 想定外の躍進を英メディア評価

カップ戦要員からサウサンプトンDF陣の要へとステップアップ

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は今季途中からレギュラーの座を確保したが、その活躍ぶりから「今季の驚きの一人」としてベストイレブンに選出されている。

 今季、予想外の活躍をした選手を集めた「サプライズ・XI(イレブン)・オブ・ザ・シーズン」を特集したのは、英サッカー情報メディア「ドリームチームFC」。そのなかに序盤はカップ戦要員の扱いから、チームのキャプテンの一人にまで上り詰めたハリルジャパンのDFリーダーが選出された。

 同メディアは選手の活躍を独自の基準で点数化。そのなかで、想定外の活躍で評価を高めた選手によるベストイレブンを選出した。吉田は125ポイントを獲得し、エバートンDFフィル・ジャギエルカ(94ポイント)、マンチェスター・ユナイテッドDFマルコス・ロホ(135ポイント)、トットナムDFベン・デイビス(132ポイント)とともに、4人のDFの一人として名を連ねた。

 今季序盤の吉田はバックアッパーの立場で、出番はカップ戦に限られた。しかし、冬の移籍市場で前主将のDFジョゼ・フォンテがウェストハムへ移籍。さらにフォンテからキャプテンマークを引き継いだDFフィルジル・ファン・ダイクの負傷離脱も重なり、DFラインのまとめ役としてレギュラーに定着した。プレミアリーグで18試合連続フル出場中で、キャプテンも務めるなど第3のCBという立場から驚きのステップアップを果たした。

 

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