突然の提案「交換しよう」 日本代表のエースナンバーと…背番号入れ替えの真相「付けたかったみたい」

背番号を交換した町野修斗と上田綺世【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
背番号を交換した町野修斗と上田綺世【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

8日に取材対応した町野修斗が明かした

 日本代表FW町野修斗が10月8日、背番号9に変更した理由を明かした。この日は千葉県内でキリンチャレンジカップ2025 パラグアイ戦(10日/大阪)に向けて練習。今シリーズの背番号も明らかとなり、これまで背番号9を付けていたFW上田綺世から“交換”を打診されたという。「ストライカーという感じ。あまり付けたことないので、数字を残したい」と新背番号でゴールを目指す。

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 突然の提案だった。「交換しよう」。上田から日本代表での背番号変更を持ちかけられた。「綺世くんが18番を付けたかったみたいで。それで言われました」。これまで町野が背負っていた18番を上田が、上田が付けていた9番を町野が背負うことになった。

「9番も非常にストライカーという感じ。あんまり付けたことないので、数字を残したいな、と」

 9月のアメリカ遠征では2試合に途中出場。計27分のピッチだった。上田とFW小川航基が先発の座に座り悔しさも味わった。だからこそ、6月のインドネシア戦以来となるゴールにこだわりたい。「2列目だったり、うしろにクオリティーの高い選手がいるので信じてボックス内で仕事ができればいいと思っています」と力を込めた。

 今夏からドイツ1部ボルシアMGに移籍。チームは3分2敗で町野もノーゴール。監督交代も経験し、難しい状況ながら、必死にもがく日々だ。「1トップで出場するというところは割とできた。守備に関してはかなり整理されているけど、いまいち攻撃でいいイメージができていない。難しいけど、もう1度代表でいいイメージを持って帰りたいと思いますし、そのためにこっちで結果を残すというのは必須だと思っています」。日本でブラジル戦(14日/東京)を含めた南米との2連戦。再びワールドカップの舞台へ。8か月後に笑うため、新背番号9が輝きを見せる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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