首位の鹿島、V争い“足踏み” 18歳・徳田が痛恨のPK失敗…2位以下を引き離せず

首位鹿島はガンバ大阪戦でスコアレスドロー【写真:徳原隆元】
首位鹿島はガンバ大阪戦でスコアレスドロー【写真:徳原隆元】

鹿島はホームでG大阪と対戦

 首位鹿島アントラーズは10月5日、J1リーグ第33節ガンバ大阪戦で0-0のスコアレスドローに終わったものの、首位をキープした。2位京都サンガF.C.、3位柏レイソル、4位ヴィッセル神戸が勝ち点60で並ぶなか、同64の鹿島は勝てばライバルを引き離せたが“足踏み”となった。

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 4連勝中の鹿島と公式戦7連勝中のG大阪による好調対決。鹿島は前節に負傷交代したFW鈴木優磨、FWレオ・セアラが先発に連ね、強力2トップを形成した。一方、敵地タイで行われたACL2のラーチャブリー戦(2-0)から中2日のG大阪は「3-4-2-1」にシステム変更。前半は後ろを固めたG大阪の“策”にハマり、鹿島は我慢の時間帯が続いた。

 後半の立ち上がりは鹿島が攻勢に出た。同8分、右クロスからMFエウベルが頭で合わせたが、惜しくもGK一森純の正面だった。

 対するG大阪は同17分にFW宇佐美貴史とFWデニス・ヒュメット、MF美藤倫の3枚を投入。2戦連発中の宇佐美が左シャドーに入り、同21分にはカットインから高精度のシュートを放つも日本代表GK早川友基がファインセーブでしのいだ。

 終盤に鹿島はPKを獲得。だがキッカーの18歳FW徳田誉が一森のセーブにあい、試合は0-0のスコアレスドローで終了した。首位を走る鹿島は10戦負けなしで勝ち点1を重ね、同65としたが、熾烈な優勝争いで抜き出ることはできなかった。次節は神戸との直接対決で、今シーズンの命運を分ける一戦となりそうだ。

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