大舞台でまさか…日本代表、裏かく技ありPK 南米相手に“強心臓”…驚愕の一撃「巧みなシュート」

U-20日本代表はチリを破って16強入りが確定
U-20ワールドカップ(W杯)は現地時間9月30日にグループリーグの第2戦が行われ、A組に入った日本代表は開催国チリを2-0で下して2連勝。勝ち点6に伸ばし、決勝トーナメント進出を決めた。主将のDF市原吏音は2試合連続となるPKでゴールをマーク。南米の強豪相手に技ありの“パネンカ”で先制点を決めた。
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日本はMF齋藤俊輔が左サイドからカットインして相手にペナルティーエリア内で倒された。当初はノーファウルの判定だったが、齋藤はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の入っていない今大会、1試合で2回まで主審に映像確認を要求できるフットボール・ビデオ・サポート(FVS)の使用を要求するアクションをベンチに見せ、それを受けての手続きで映像確認がされるとPKの判定になった。
この試合で日本が得た2つ目のPKは、初戦で決めている主将のDF市原吏音がキッカーに立った。MF石井久継が相手選手が市原に寄ってくるのをガードして集中力を高めるサポートもして迎えた場面で、市原はゴール正面にふわりと浮かせた。世界の大舞台で大胆不敵なパネンカを決め、日本に貴重な先制点をもたらして勝利に導いた。スペイン語専門の米スポーツ専門テレビ局「Telemundo Deportes」も公式SNSで「巧みなシュート」と絶賛した。
その後、MF横山夢樹が追加点を挙げて2-0。他会場の試合結果も含め、勝ち点6はA組での2位以内を決めるものにはならなかったものの、全24チーム中16チームが決勝トーナメントに進む方式から少なくとも各組3位の中での上位4チームに入ることは確定。前回大会はグループリーグ敗退に終わったため、2019年以来の16強入りが決まった。




















