ミラン、27日のラツィオ戦で敗退ならタソッティ氏が暫定監督に就任か

後任の有力候補のスパレッティ氏の就任は今夏以降か

 

「敗退したらタソッティがシーズン終了まで指揮して、その後は新しいプロジェクトを夏に始める。スパレッティ監督はシーズン中には入らない」

 

 タソッティ氏は昨季、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督更迭後、短期間、暫定監督を引き受け、セードルフ氏にバトンを渡した。

 

 ASローマやロシア強豪ゼニトを率いたルチアーノ・スパレッティ氏は後任の有力候補だが、ゼニトから支払われている違約金が打ち切られる今夏以降の就任が濃厚と見られている。

 

 決戦前から指揮官の去就問題が浮上するなど、危機的状況のミラン。23日のアジアカップ準々決勝UAE戦でPK戦の末に敗れたばかりの本田は25日夜にチームに合流。ラツィオ戦では長距離移動を含む中3日での強行先発が地元メディアに予想されている。ミランとインザーギ監督は絶体絶命の危機を乗り切ることができるのだろうか。

 

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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