ミラン、27日のラツィオ戦で敗退ならタソッティ氏が暫定監督に就任か

ラツィオ戦敗退ならインザーギ監督は更迭、伊紙が報じる

 

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランが27日のイタリア杯準々決勝ラツィオ戦で敗れた場合、フィリッポ・インザーギ監督を更迭し、アシスタントコーチのマウロ・タソッティ氏を暫定監督に就任させる可能性が急浮上した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「ミランは危機の真っただ中。インザーギ監督がもし失敗したら、タソッティで行く」と報じている。

 

 前節ラツィオ戦で1-3で逆転負けを喫した後、失意の指揮官はロッカールームで選手を鼓舞することもミーティングを開くこともなかった模様で、記事では「沈黙と諦め」と報じている。

 

 現役時代にゴールを量産し、ファンを感動させたスーペルピッポは記事で「サポーターだけが彼の味方」と報じられており、厳しい状況に立たされている。

 

 続投の条件はイタリア杯準決勝進出だという。敗退すれば、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は昨季終了時のクラレンス・セードルフ前監督に続き、偉大なレジェンドを短期間で解雇する可能性が高まっている。

 

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