高校→プレミア内定も「少し困難に」 武者修行の18歳…W杯では「決められる分だけ」

U-20日本代表の高岡伶颯「フランスでプレーするのをチャンスに変える」
U-20日本代表は現地時間9月27日、FIFA U-20ワールドカップ(W杯)チリ2025の初戦でエジプト代表と対戦する。これに先立ち、FW高岡伶颯(ヴァランシエンヌFC)がオンライン取材に対応。サウサンプトンからフランス3部への期限付きを語り、「あとは自分が突き進むだけかなと思います」と自信を見せた。
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日章学園では全国高校サッカー選手権で活躍すると、Jリーグを経ず、昨年6月に英プレミアリーグのサウサンプトンへの加入が内定していた高岡。しかし、サウサンプトンはチャンピオンシップへと降格すると、高岡もフランス3部ヴァランシエンヌへの期限付き移籍でキャリアをスタートさせることになった。
8月16日の第2節では初ゴールを含む2得点。手応えを掴んだ状態でU-20W杯を迎え、「自分はフランスでやっているのもあって、時差のある環境でずっと過ごしていたので、少し時差が変わったくらいではあまり身体の重みはない。しっかり良いコンディションで、トレーニングにも励んでいます」と力を込めた。
イングランドへ渡ったものの、「サウサンプトンでのプレーが少し困難になり、そういう状況でフランスに行くという流れになって」と状況を説明した高岡。「自分としてはサッカーなので何があるか分からない世界でもあり、逆にこのフランスでプレーするのをチャンスに変えると強い気持ちでいた」と言う。
当初、ヴァランシエンヌのリザーブチームとなるフランス6部に合流するとの報道もあったが、「最初はリザーブチームだったり、いろいろ出ていたと思うんですけど、しっかりトップチームで今プレーできているので」と説明。高卒1年目ながら結果を残し、「あとは自分が突き進むだけかなと思います」とした。
そんななかで迎えたのが、今回のU-20W杯だ。「チームとしては優勝はもちろん目指していますが、そのなかでもまずグループステージ突破という部分。個人としてはスタートでもサブでもしっかり点を決めるという部分で、何点と言うのではなくて、決められる分だけ決めたいと思います」と抱負を語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















