来季EL出場へ6位死守を誓うミラン監督 「未来への計画を進めている」と続投示唆

「新体制も私を信頼してくれている」

 定番の4-3-3システムを捨て、3バックで挑んだことについては「過去に試合のなかでこのやり方でプレーしている。今日は最初からこのやり方でプレーすることに決めた。チームもこれに適応できると示した」と説明している。

 セリエAで来季EL出場権が与えられるのは本来4、5位の2チームだが、今季はイタリア杯決勝に首位のユベントスと4位ラツィオが勝ち進んでいるため、カップ戦王者に与えられる1枠が6位チームに回ってくる。乏しい補強と薄い選手層ながら、就任1年目でチームを必死に牽引するモンテッラ監督は、次戦に向けて「ボローニャ戦で勝ちたい。ファンも応援してくれると思う。それが必要だし、そうなると確信している。私はミランの監督でいられることができて嬉しい。私には契約もあるし、新体制も私を信頼してくれている。オーナーと未来についての計画を進めている」とコメント。6位の座を巡る争いはミラン、フィオレンティーナ、インテルの三つ巴の争いとなっているが、この結果にかかわらず、来季続投が既定路線になっているとモンテッラ監督は主張していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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