来季EL出場へ6位死守を誓うミラン監督 「未来への計画を進めている」と続投示唆

5位アタランタと1-1ドロー 来季EL出場権は残り1枠を3チームで争う構図に

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、13日に敵地で行われた第36節アタランタ戦でリーグ戦26試合連続の先発落ちとなり、1-1ドローに終わった試合で3試合連続の出番なしに終わった。このドローにより、5位アタランタが6位以上を確定させて26年ぶりに来季UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。6位ミランは2013-14シーズン以来の欧州カップ戦出場権を獲得すべく、残り1枠を争うことになった。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は来季EL出場権を争う5位アタランタとの直接対決に、3-5-2システムで臨んだ。長期離脱していた主将のリッカルド・モントリーボを中盤の底に先発起用したが、前半44分に先制を許してしまう。後半に入り指揮官はFWバッカ、MFベルトラッチ、DFバンジョーニと次々に選手交代のカードを切ったが、本田の名前は最後まで呼ばれなかった。

 後半42分にスペイン代表FWデウロフェウのゴールで同点に追いついたものの、勝ち越し点を奪えず。勝ち点1を加えたアタランタが6位以上を確定させ、来季のEL出場を決めた。

 モンテッラ監督は試合後、ミラン公式番組「ミランTV」に登場。「準備が難しい試合だった。このチームはピークの状況ではなかった。選手のパフォーマンスを誇りに思っている。結果よりも態度を嬉しく思う。偉大な反応を見せた」と語った。

 

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