「攻撃陣ではベスト」 今季5アシスト目の香川に独紙チーム最高タイ評価 

香川は「浮き沈みがあった」と指摘されるも確かな評価 ロイスがチーム最低評価に

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は13日に行われた敵地アウクスブルク戦で2試合ぶりの先発出場を果たすと、前半32分にFWオーバメヤンの同点ゴールをアシストした。結果は1-1の引き分けに終わったが、香川は地元メディアで「攻撃陣ではベスト」と称され、チームトップタイ評価が与えられた。

 ドルトムントはタックルの際に足をひねったドイツ代表MFヴァイグルが前半23分で途中交代を強いられるというアクシデントに見舞われたなか、同29分にカウンターから失点。1点ビハインドを背負ったが、同32分にはクリアボールを拾った香川がボールキープから右足でシュート。威力は不十分だったが、GKの手前でFWオーバメヤンがコースを変えて流し込んだ。

 香川は今季5アシスト目を記録。独地元紙「ルールナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)では、GKビュルキ、DFシュメルツァー、と並ぶトップタイの2.5点を獲得した。シュートチャンスにあまり絡めず、精彩を欠いたMFロイスが4点で最低評価だった。

「WAZ」紙でもやはりトップタイの2.5点を獲得した香川。寸評では「浮き沈みがあった」「いくつかの不完全なパスがあった」と課題を指摘されているが、それでも「攻撃陣ではベスト」と確かな評価を受けている。

 DFソクラティス、ビュルキが香川と並ぶトップタイの2.5点。ここでもロイスが単独ワーストの4点だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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