凹凸ユニに衝撃「モザイクタイルを再現」 専門家が絶賛…最新技術に「大きな波を感じる」

バレンシアのユニフォームに脚光【写真:AP/アフロ】
バレンシアのユニフォームに脚光【写真:AP/アフロ】

バレンシアの今季ユニ「これほどモチーフを忠実に再現するユニがあるだろうか」

 スペイン1部バレンシアは昨季、一時は最下位に低迷していたものの、後半に怒涛の巻き返しを見せ、最終的に12位で終えた。今季も1部で戦うなか、ユニフォーム研究家の「ともさん」が2025-26シーズンのユニフォームについて「クリーンでエレガント」と言及している。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 白を基調としている1着はクリーンでエレガント。単色ながら19世紀後半から20世紀初頭のモダニズム建築の特徴である「トレンカディス」モザイク技法に着想を得た繊細な背景グラフィックをエンボス加工で施している。

 これはバレンシアにある芸術家科学都市と呼ばれる複合施設によく見られる白い「トレンカディス」様式のモザイクタイルから着想を得ているという。

(写真はバレンシア公式Xのスクリーンショットです)
(写真はバレンシア公式Xのスクリーンショットです)

 ともさんは「モザイクタイルという凹凸が特徴のモチーフをエンボス加工というこれまた凹凸が特徴の技術で再現するなんて、これほどモチーフを忠実に再現するユニフォームがあるだろうか。ヨーロッパ各クラブの2025-26シーズンでのエンボス加工のユニフォームが多く見受けられ、エンボス加工という技術の潮流の大きな波を感じます! 昇華プリントの次はエンボス加工でストーリーを語る」と、工夫を凝らしている1着に注目している。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング