森保監督、キャンプ地視察で異変「頭痛、耳鳴りが」 試合後も現地滞在…標高2800m体験

選手たちが帰国後も現地にとどまり「視察に行ってよかったなと思っている」
日本代表の森保一監督は9月15日、アメリカ遠征から帰国した。2試合を戦った選手たちが帰国後も現地にとどまり、メキシコで北中米ワールドカップ(W杯)のベースキャンプ候補地を視察。カナダのバンクーバー経由で到着した羽田空港で取材に応じ、「視察に行ってよかったなと思っている」などと話した。
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メキシコのサッカー協会の施設などを視察した森保監督は、「日本サッカー協会も、幕張に夢フィールドという素晴らしい拠点になる、サッカーファミリーが集まれるところはありますけど、その何倍もすごい」と驚き。「世界で勝っていくためには、もっといろんなものをスケールアップしないと」とした。
トルーカ、メキシコシティ、プエブラの3か所を視察し、標高2800メートルの高地も実体験。「標高が高いところで試合、キャンプをすることになったときにどういうことが起こるのかということを、私自身もスタッフと一緒に現地に行って、頭痛、耳鳴りがしたりというようなことは起こった」と明かした。
グループリーグでグループAまたはグループKに入れば、そのメキシコで試合をする可能性もある。「体調面ではかなりコンディションを上げていくのは難しいなと身をもって感じられたのは、非常に視察に行ってよかったなと思っているところではあります」と森保監督。自ら実験台となり、運動もしたという。
「自分のできるくらいの運動ですけど、ちょっとしたジョギングをしてみてもかなりきつかったです。その後、バンクーバーに行ったときにも少し体を動かして、やはりそちらの方が楽だと分かったり、自分のなかでも経験値として、W杯に向けて考えていけるところは今回の視察で行ってよかったと思います」
キャンプ地を正式に決定するのは、12月に行われる抽選会後。そのため具体的な話はまだだが、「涼しいところから暑いところに行くのは体が動かないと思いますし、コンディションも上げづらい。標高の低いところで事前の準備をして、試合だけ標高が高いところでするのはリスクはある」とプランも話した。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



















