ブライトンに激震…“三笘の恩人”が退団へ クラブが公式発表「新しい方向性に変えたい」

デイビッド・ウィアー氏はテクニカル・ダイレクターを務めていた
イングランド・プレミアリーグのブライトンは現地時間9月12日、テクニカル・ダイレクター(TD)を務めるデイヴィッド・ウィアー氏が退団すると発表した。
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現役時代はエバートンで活躍した名DFのウィアー氏は、2018年にブライトンのテクニカル部門に加入。ローンプレイヤーマネージャー、アシスタント・テクニカルダイレクターを経て、2022年5月にTDに就任していた。
三笘にとっては“恩人”でもある。2021年8月に川崎フロンターレからブライトンに完全移籍で加入した際、英国の労働許可証を取得するため、欧州の他クラブにレンタルで出る必要があった。当時、ローンプレイヤーマネジャーを務めていたウィアー氏は、三笘らと相談した上で、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタルを選択。何度も三笘のプレーをチェックしにベルギーへ足を運び、密なコミュニケーションをとり、欧州サッカーに慣れる手助けをした。
クラブの会長トニー・ブルーム氏は「デイヴィッドはクラブに大きく貢献してくれた。ただ、私たちはテクニカル部門を新しいリーダーシップと方向性に変えていきたいと考えている。これまでの功績に心から感謝し、今後の幸運を祈っている」と言及した。
また、最高経営責任者並びに副会長を務めるポール・バーバー氏は「この8年間、デイヴィッドと共に働けたことを大いに楽しみ、その支援とハードワークに心から感謝している。これからの活躍を祈っている」と語った。
後任が決まるまでの間、バーバー氏が既存のシニアチームと共に、クラブのすべてのテクニカル分野を続けて統括する。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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