日本代表、2試合無得点で米遠征を終える 11人入れ替えもアメリカに0-2で完敗…W杯開催地で課題残る

スタメンを総入れ替えも、悔しい2点差の敗戦になった
日本代表は現地時間9月9日、米オハイオ州コロンバスで米国代表と国際親善試合を実施した。スタメン総入れ替えで臨んだゲームは、0-2の敗戦。米国遠征を2試合無得点という結果で終えた。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)の開催地となる米国遠征の2試合目で、森保一監督は6日の初戦メキシコ戦からスタメンを総入れ替え。3バックシステムは変わらず、DF長友佑都がキャプテンマークを巻いた。また、MF堂安律がメキシコ戦後にチームを離脱してドイツ1部フランクフルトへ戻って迎えたゲームで、MF久保建英の背番号が初戦の「20」から「10」へ変更された。
立ち上がりから両者のシステムが噛み合って局面のバトルが多くなるなか、前半21分には長友のクロスにMF望月ヘンリー海輝が合わせるも相手GKのファインセーブで先制ならず。逆に前半30分、望月がMFマクシミリアン・アーフステンに縦へ突破されてしまうと、左足でのクロスを中央でFWアレックス・センデハスに左足ボレーで決められ、先制ゴールを許してしまった。
前半35分にはMF鈴木唯人のラストパスにゴール正面でMF伊東純也が合わせる決定機を迎えるも、シュートがGKの正面に飛びチャンスを生かせず。前半を1点ビハインドで終えた。ハーフタイムに森保監督は前半に接触プレーで痛む姿があった長友に代え、DF瀬古歩夢を投入した。
後半から4バックにした日本は米国の猛攻を受ける形になり、FWクリスチャン・プリシッチにペナルティーエリア内まで切り込まれるピンチも増えた。流れの悪いなか、後半16分にMF南野拓実、MF鎌田大地、MF三笘薫を一気に投入。しかし直後の後半19分、プリシッチのラストパスを受けたFWフォラリン・バログンにGK大迫敬介との1対1を決められて0-2とされてしまった。
後半25分にFW小川航基の放ったミドルシュートがゴールの角に当たる場面のあった日本だが、全体に攻撃が散発になり押し込んで支配するような時間帯はあまり作れず、米国遠征を行いW杯開催国と行った2試合目は悔しい2点差の敗戦になった。日本代表は来月の代表活動で、パラグアイ代表とブラジル代表と国内での国際親善試合を行う。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















