森保J、アメリカ戦は大幅入れ替えへ 若手をテスト…チームの「底上げ」予想スタメン

コンディションも鍵…アメリカ戦の予想先発
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク17位)は9月9日(日本時間10日)、アメリカ・オハイオ州コロンバスで同国代表(同15位)と国際親善試合で対戦する。メキシコ戦(0-0)から中2日で臨む一戦。来年の北中米ワールドカップ(W杯)を想定したカリフォルニア州からの時差3時間、5時間の移動を経験してコンディション状態や、総力戦でのチームの底上げが鍵となる。
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森保監督は8日に現地で行われた前日会見で「より多くの選手が世界基準の中で、よりレベルアップしていくことが、チーム全体の底上げになると思っていますので、できる限り多くの選手に明日の試合ピッチに立ってもらいたい」と話しており、メキシコ戦からの大幅入れ替えが予想される。GK大迫敬介は23年の国際親善試合ドイツ戦(4-1)や今年7月のE-1選手権・韓国戦(1-0)など大一番で先発を任されてきた。直近のJリーグでも圧倒的なパフォーマンスで存在感を示しており、W杯開催国に対して勝利に導けるかが注目だ。
最終ラインはフレッシュな面々になりそうだ。7月のE-1選手権で2試合に先発出場してハイパフォーマンスを発揮した29歳の荒木隼人はDFリーダーとして期待される。冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大ら負傷者続出のディフェンダー陣の中で実力を発揮してW杯へのサバイバルへ生き残っていかなければいけない。3バックの中央ではメキシコ戦でDF渡辺剛がチャンスを与えられて、守備を牽引。荒木も続けるのか、まずは最終ラインの連係を高めたい。
メキシコ戦では難敵相手に前半からプレッシングが機能していたものの、徐々に攻撃が停滞する課題が残った。攻撃陣もMF堂安律がフランクフルトとの交渉により、クラブ事情で離脱。今季からドイツ1部フライブルクへ移籍したMF鈴木唯人らパリ五輪世代の台頭も“底上げ”には必要だ。
1トップもエースFW上田綺世がメキシコ戦では強さを見せた。国際Aマッチで出場9試合9得点のFW小川航基がアジア以外の相手に対してもゴールを奪うことができるのか。ドイツ1部ボルシアMGに移籍したFW町野修斗やFW細谷真大も国際Aマッチの3点はアジア勢からのみ。W杯へ向けて、開催国相手に試金石となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)




















