日本代表、メキシコと0-0で引き分け 相手DF一発退場も勝利ならず…板倉滉が負傷交代

後半ATに相手ディフェンスが一発退場となったが、惜しくも勝利を逃した
日本代表は現地時間9月6日、米カリフォルニア州オークランドでメキシコ代表と国際親善試合を行い、0-0で引き分けた。メキシコ相手には、1996年以来29年間未勝利。後半ATに相手ディフェンスが一発退場となったが、惜しくも勝利を逃した。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
森保一監督は、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア予選で採用してきた攻撃的な選手を並べた3バックシステムを継続採用。右ワイドにMF堂安律、左にMF三笘薫が起用され、1トップにはFW上田綺世、2シャドーはMF久保建英とMF南野拓実の起用になった。MF守田英正とMF田中碧が負傷により招集されていないダブルボランチは、MF遠藤航とMF鎌田大地が組んだ。
積極的なハイプレスで試合に入った日本は、前半10分までにMF久保建英が2本の際どいシュートを放つ良い立ち上がりを見せた。その後も1トップ・2シャドーを前に当てながらダブルボランチも押し上げるプレスが機能し、ペナルティーエリア内まで侵入する形を何回も作った。その中で前半30分を前にメキシコは中心選手のMFエドソン・アルバレスが足を痛め、MFエリク・リラとの交代を余儀なくされた。しかし、ゴールは生まれずにスコアレスで前半を折り返した。
ハーフタイム明けも積極的な姿勢を崩さない日本は後半8分、右サイドから久保が内側まで切り込むとマイナスのラストパスにフリーでMF南野拓実が合わせるビッグチャンスを迎える。しかし、南野の右足ボレーはクロスバーの上に飛んでしまった。そうしたなかで日本にアクシデントが発生。後半10分過ぎにDF板倉滉が足を痛めてピッチに座り込むと、DF関根大輝との交代を余儀なくされた。負傷者が続出しているセンターバックだけに、今後の経過が懸念される。
後半23分にはメキシコにフリーキックから中央でヘディングシュートを許すチャンスを作られたもの、GK鈴木彩艶がファインセーブ。この直後にFW前田大然、FW伊東純也、MF佐野海舟がピッチに送り込まれ、ラスト10分ではFW町野修斗とMF鈴木唯人も投入して前線を大きく入れ替えた。しかし、全体的に日本が主導権を握ったものの、試合は両チームに得点なく0-0で終了。来年の北中米共催W杯の開催国を見越した米国遠征は、中2日でオハイオ州コロンバスへ移動して米国代表と親善試合を行う。
(FOOTBALL ZONE編集部)












