日本代表・森保一監督が前日会見 “格上”メキシコ、警戒すべき点は?「五輪でも痛い苦い記憶がある」

メキシコ戦の前日会見を行った
日本代表を率いる森保一監督が現地時間9月5日、米カリフォルニア州オークランドのオークランド・コロシアムで、同6日のメキシコ戦に向けて前日会見を行った。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
日本代表(FIFAランク17位)は今回の米国遠征で、6日にメキシコ代表(同13位)、9日にアメリカ代表(同15位)と“格上”の相手と対戦する。北中米ワールドカップアジア2次予選、最終予選があったため、アジア以外の国と対戦するのは、2023年10月17日のチュニジア戦(2-0)以来、約2年ぶりとなる。
森保監督は「明日の試合アジア予選でやってきた我々の戦いをメキシコとの対戦の時にぶつけていく」と意気込んだ。敵将は2018年から半年間、日本代表を率いたハビエル・アギーレ氏。森保監督が就任当初、選手のコメントを聞いてアギーレ監督がアイデアを引き出していたことを実感したという。「日本サッカーの発展の歴史を紡いでくれた指導者として短期間ではあったけど代表に落とし込んでくれたこと、代表にアギーレさんの経験を伝えてくれたことが今の発展につながっている」と、敵将へ言葉を送った。
体格も似ており、技術も高いメキシコやチリなど中南米の国はかつて日本が強豪になるべく目指してきた国たち。「モデルケースとなる戦い方をしているなと思います」としたうえで「ただ目標と言っても日本も力をつけていますので、同じ目線のなか戦っていくということは、メンタル的には同等の戦いをしたいと思っています」と強めた。
森保監督が率いた2021年の東京五輪、グループリーグでメキシコに勝利しながらも、メダルが懸かった3位決定戦で惜敗し、4位に終わった。現在の代表も含めて東京五輪でも相手にはセットプレーという強みを発揮された。指揮官は「五輪でも痛い苦い記憶がある」とし「過去のワールドカップを見てもデザインされたセットプレーを記憶にありますし、オープンプレーはもちろん、セットプレーも警戒しながら戦いに挑みたいと思っています」と、試合を分けるポイントに挙げた。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















