22歳日本人が「ピッチ上で最高の選手」 今季2点目…現地メディアMVP選出「観客は熱狂した」

ウェステルローの坂本一彩【写真:PsnewZ/アフロ】
ウェステルローの坂本一彩【写真:PsnewZ/アフロ】

ウェステルローFW坂本一彩が今季2得点目

 ベルギー1部ウェステルローに所属するFW坂本一彩が評価を高めている。ウェステルローは第6節のアントワープ戦で今シーズン2点目のゴールを挙げ、2-0の勝利に貢献した。ベルギーメディア「Sporza」は、「ピッチ上で最高の選手」などと絶賛している。

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 坂本は0-0で迎えた前半28分、左サイドからのクロスを受けると左足でトラップしてシュート。ボールはゴール左隅に飛んだが、これはゴールライン上に戻ったDFに防がれる。それでもこぼれ球を相手DFがコントロールできず、ボールが再び坂本の前に転がると、これを右足で確実にゴールに流し込み先制ゴールを挙げた。

 後半23分にはDF木村誠二がハンドを取られ、相手にPKを与えてしまう場面もあったが、GKがゴールを守り抜く。その後、1点を加えたウェステルローが完封勝利を収めて、リーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げた。

「Sporza」はこの試合のMVPに坂本を選出。「坂本はスピードと創造性で違いを作り出した。序盤の何度かのチャンスのあと、彼は30分近くの時間帯に先制ゴールをウェステルローにもたらした。その後もアントワープの守備にとって悩みの種となり続けた」と、寸評している。

 また、試合速報でも先制点の場面では「ピッチ上に最高の選手を有していた。坂本はあらゆる動きでアントワープに混乱をもたらし、彼が加速するたびに観客は熱狂した」と、坂本を絶賛。さらに試合終了と同時に「アントワープはシーズン初黒星を喫したが、坂本に苦戦を強いられた試合だった。彼は30分頃にウェステルローに先制点をもたらした」と、活躍ぶりを高く評価している。

 今季リーグ戦5試合出場で2得点目を挙げた坂本。昨季は公式戦19試合で6得点を挙げたアタッカーは、欧州2シーズン目の挑戦で、どれだけ評価を高められる活躍を見せるだろうか。

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