中村敬斗へ31億円オファーも…ラ・リーガからの提示をクラブ拒否 残された選択肢を現地報道

スタッド・ランスの中村敬斗【写真:徳原隆元】
スタッド・ランスの中村敬斗【写真:徳原隆元】

中村敬斗に残された選択肢

 フランス2部スタッド・ランスは、スペイン1部ビジャレアルから届いたFW中村敬斗へのオファーを拒否したとフランス紙「レキップ」が報じた。これにより、スタッド・ランス残留の可能性が高まり、移籍の選択肢として残っているのはトルコになると併せて伝えられた。

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 昨季はフランス1部リーグで戦ったスタッド・ランスだが、プレーオフの末に2部降格が決定。FW伊東純也(→KRCヘンク/ベルギー)ら主力選手がチームを去るなかで、中村も去就が注目を集めていた。ジャパンツアーにも帯同せず、すでに開幕しているリーグ戦でも欠場が続いている。

 レポートによれば、ビジャレアルが中村の獲得に動き、ボーナス込み1800万ユーロ(約31億円)をオファーした。しかし、これをスタッド・ランスは拒否したという。記事には「スタッド・ランスは1800万ユーロのオファーにもかかわらず、中村敬斗の移籍の扉を閉じた」と記された。

 これにより、中村の残留が濃厚になった。ただし、以前からトルコ1部ベシクタシュが強い関心を示しており、トルコの市場は9月12日まで開かれていることから移籍の可能性はまだ残っているようだ。以前にベシクタシュは1500万ユーロ(約26億円)のオファーを提示したと報じられていたが、これはビジャレアルの提示額を下回る。トルコのクラブはスタッド・ランスを納得させる条件を用意することはできるのかがポイントとなりそうだ。

 ピッチから遠ざかり、日本代表への招集も見送られた中村の去就問題はどのような決着を迎えるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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