プレミアの最新順位「やはり恐ろしい」 マンCがまさかの3戦2敗…昇格組が6位と躍進

プレミアリーグの最新順位に注目【写真:ロイター】
プレミアリーグの最新順位に注目【写真:ロイター】

プレミアリーグは3節を消化

 イングランド・プレミアリーグは開幕から3試合が終了した。日本代表MF遠藤航が所属する昨季王者のリバプールはアーセナルとの大一番を制し、唯一の3連勝と貫禄を見せつけている。

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 今季もアルネ・スロット監督率いるリバプールの強さは健在だ。開幕戦でボーンマスに4-2、第2節でニューカッスルを3-2で勝利。失点の多さは気になるところだったが、迎えたアーセナルとの第3節ではMFドミニク・ソボスライの直接FKで奪ったリードを守りきり、1-0で完封勝利。唯一の開幕3連勝で、堂々首位を走っている。

 2位につけるのは近年、若手有望株中心の積極補強を続けるチェルシー。開幕戦はクリスタル・パレスとスコアレスドローに終わったが、ウェストハム、フルハムに連勝してリバプールを追いかけている。共に2勝1敗のアーセナルと、日本代表DF高井幸大が所属するトッテナムの北ロンドン勢が3位、4位に続く。

 健闘を見せているのが9年ぶりにトップリーグへ帰ってきたサンダーランドだ。開幕戦でウェストハムを3-0で下し、今節もブレントフォードとの接戦を2-1でものにした。勝ち点6を積み上げ、エバートンに次ぐ6位につけている。

 MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは勝ち点5で8位。FW三笘薫のブライトン、MF田中碧のリーズは共に勝ち点4で11位と12位につけている。

 開幕から白星のなかった名門マンチェスター・ユナイテッドはバーンリー相手に今季公式戦4試合目にしてようやく初勝利で9位へと浮上。とはいえ、2度のリードを追いつかれ、終了間際のPKでなんとか勝ち越すなど内容には依然、課題を残している。その宿敵マンチェスター・シティも1勝2敗と出だしで躓き、13位となっている。

 マンチェスターの両雄の低迷に加え、FWアレクサンデル・イサクの移籍騒動に揺れる昨季5位のニューカッスルや昨季6位のアストン・ビラがそれぞれ17位と19位に沈むなど序盤から大方の予想に反する状況のチームもちらほら。SNSでは「やはりプレミアは恐ろしい」「無敗は3チーム」「おもしろい順位表になってる」といった声も挙がっている。

 夏の移籍市場もまもなく終了し、各クラブの戦力が確定する。代表ウィークを挟んでいよいよ本格化する新シーズン、上位争いへと抜け出すのはどのチームになるだろうか。

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