日本人所属の海外クラブが消滅へ 債務返済の延期申請が却下…現地報道「破産を命じた」

ウェスタン・ユナイテッドが消滅へ
オーストラリア1部(Aリーグ)のウェスタン・ユナイテッドが、クラブや関連企業と合わせオーストラリア連邦裁判所から破産命令を受けクラブの消滅が避けられない情勢にあるという。
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ウェスタン・ユナイテッドについては、今月に入って男子と女子の両方のチームでライセンス剥奪の危機にあり、このままではクラブが解散する可能性もあると報じられていた。クラブの売却も模索していたが、多くのことが間に合わないようだ。
オーストラリアメディア「ナイン・コム」によると「連邦裁判所は、クラブ、WMGホールディングス、およびクラブを支援する他の3社に破産を命じた」としている。「6ニュース・オーストラリア」では、「クラブの弁護士は債務を返済するために延期を求めていたが、今日(8月29日)の午後にその申請は却下された」とも報じた。
ウェスタン・ユナイテッドにはDF今井智基、FW指宿洋史の2人の日本人選手も所属している。男子チームの監督は、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)と07年アジアカップで日本代表との対戦でゴールを決めた元選手のジョン・アロイージ氏が務めていた。
また、「ナイン・ニュース」では「オーストラリア・プロリーグのスティーブン・コンロイ会長は、すでにAリーグの試合日程の改訂に取り組んでいることを明らかにした」としている。どうやら、無念の結末を迎えてしまったということのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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