米国遠征目前で緊急事態…森保ジャパンの追加招集は誰? 主力が選外、手薄ボランチの現況考察

負傷の影響で選外となっている選手たち【写真:徳原隆元】
負傷の影響で選外となっている選手たち【写真:徳原隆元】

28日に9月の遠征メンバー25人が発表された

 日本サッカー協会(JFA)は8月28日、9月にアメリカで行われる国際親善試合メキシコ戦(日本時間7日/オークランド)、アメリカ戦(同10日/コロンバス)に向けたメンバー25人を発表した。この遠征を前に最終ラインやボランチで負傷者が続出する“緊急事態”。森保一監督は「今日これから今週末の試合を見て最低でも、もう1人増やそうかなと思っています」と26人目の招集を明言した。特にボランチが手薄で指揮官は候補選手の状態を見極めそうだ。

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 北中米W杯開催地に森保ジャパンが降り立つ。FIFAランク17位の日本にとって、同13位のメキシコ、同15位のアメリカとの対戦は本大会に向けても重要な意味合いを持つ。だが、今シリーズは最終予選を戦った“コアメンバー”から負傷者が続出。DF町田浩樹やDF冨安健洋、DF伊藤洋輝、DF高井幸大ら最終ライン、MF田中碧、MF守田英正のボランチが選外となった。森保監督は25人のメンバーに加えて「今日これから今週末の試合を見て最低でももう1人増やそうかなと思っています」と言及。状態次第でこれまで招集してきた27人を目指すとみられる。

 特にボランチは遠藤航、佐野海舟、藤田譲瑠チマという3人のみでの構成になった。選外になった鎌田大地は8月10日のコミュニティ・シールドのリバプール戦で前半途中に右膝を負傷。だが、この日のUEFAカンファレンスリーグのプレーオフに先発出場を果たして実戦復帰を果たした。指揮官が状況を見守った1人だろう。守田も負傷後、経過を見守っている。トッテナム移籍後に負傷離脱していた高井も練習へ復帰報道があるが、長期離脱から復帰したばかりの谷口彰悟を含めて追加招集の可能性はありそうだ。

 森保監督は2試合で「大幅にメンバーを入れ替える」と明言。より選手層を厚く戦術の幅を広げるなかで、アメリカ行きをつかむのは誰か。引き続き注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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