森保監督が本音 怪我人続出で「編成が難しくなった」…負傷の選手へ「少しでも早く焦らず治して」

千葉県内で会見を実施
日本サッカー協会(JFA)は8月28日、千葉県内で9月にアメリカで行われる国際親善試合メキシコ戦(日本時間7日/オークランド)アメリカ戦(同10日/コロンバス)に向けたメンバーを発表した。最終ラインやボランチで負傷者が続した状況に、森保一監督は「怪我人が全体的に候補選手の中にも多い」と語った。
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今シリーズでは最終ラインで、冨安健洋、高井幸大、伊藤洋輝、町田浩樹らが故障で選外。中盤の選手では田中碧、守田英正、鎌田大地らが負傷の影響でメンバー外となっていた。
森保監督はこの状況に「DFラインの選手が多いですけど、怪我人が全体的に候補選手の中にも多いかなと思っています。怪我に関しては選手たちが一番痛くて辛い思いをしていると思いますので選手たちには少しでも早く焦らず治してもらって、自分の納得いくプレーをしてもらえるようにお見舞いの気持ちを伝えていければなと思っています」と言及している。
また、「怪我人であったりさまざまな理由で招集できなかったりコンディションが上がらなかったりという選手はいると思っていますし、予定はあくまでも予定であって現実の中で何ができるかというところにおいては、怪我人が出てチーム編成が難しくなったというところは否めないですが、もともと選手の選択肢の幅は広がっているので選考は難しい状況にあったのは事実です。その中で経験値の高い選手たちが怪我して、経験値が低い選手を招集してプレーすることになると思いますが自分がやってやろうと思っている選手が出てきて経験値を上げて、その選手の成長が我々代表チームの力になってくるということがあると思うので期待したい」と本音を明かしつつ、常連組ではないメンバーに発破をかけた。
最後に「本人にとってチームにとっても痛いものではありますが、どうベストを尽くせるのかを基本的に持っているので、特に私自身は困ったというよりもこの中で何をベストにしてやれるのか何を成長させられるのかというところ、このメンバーでどういう結果を出せるのか、自然と考えさせてもらっているところだなと思います。これからも怪我人が出ていろんなアクシデントがある中で何ができるかということをより準備していけるように、これまでもできるだけ多くの選手を招集させてもらい選手層の幅を広げるチーム作り、土台を広げながら最強最高のチームをW杯本大会に作れると思って活動してきたので、これからも1回1回の活動でベストを尽くしたい」と力強く語った。本大会まで1年となるなかで、結果、内容ともにレベルアップできるのか、森保監督の手腕にも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















