打ち立てた最多記録「忘れません」 35歳ベテランが引退を決断「ついにこの時が」

岸田和人が今シーズンで現役を引退【写真:アフロスポーツ】
岸田和人が今シーズンで現役を引退【写真:アフロスポーツ】

岸田和人が35歳で現役を引退

 中国リーグのFCバレイン下関は8月11日、FW岸田和人が2025シーズン限りで現役を引退すると発表した。SNSではJ3最多ゴール記録を持つストライカーの引退に「ついにこの時が」「忘れません!」などコメントが寄せられた。

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 現在35歳の岸田は福岡大学から2013年に当時JFLのFC町田ゼルビアへ加入。翌年に期限付きで加入したレノファ山口でJFL得点王(17得点)とベストイレブンに輝くと、2015年にはJ3リーグ34試合32得点をマークし得点王を獲得、クラブのJ2昇格に大きく貢献した。その後も山口からいわてグルージャ盛岡でのプレーを経て、2023年から下関でプレーを続けていた。Jリーグ、JFL、中国リーグ通算で248試合85得点を挙げた。

 岸田はクラブを通じて「本当に幸せなサッカー人生でした。4チームでプレーできたことは宝物です」と感謝を表明。シーズン終了後に引退の経緯を説明するとし、残りの試合に向けて全力を尽くすと誓った。9月20日の第53回中国サッカーリーグ第17節・バンメル鳥取戦にて引退セレモニーが行われる予定だ。

 サポーターからは惜別の声が相次いだ。SNSでは「ついにこの時が」「34試合32Gは忘れません!」「寂しいな」「J2に連れて行ってくれたスター」「気持ちが追いつきません」「2015の記録がすごすぎる」「ついに引退なのか」と、その功績と別れを惜しむコメントが並んでいる。

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