遠藤航がキャプテンマークを引き継ぎ”CB”で途中出場 リバプールは横浜FMに3-1で逆転勝利

ファン・ダイクが遠藤の腕にキャプテンマークを巻く
プレミアリーグ王者リバプールは7月30日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団」で横浜F・マリノスと対戦し、3-1と逆転勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は後半15分からセンターバック(CB)として途中出場し、交代するオランダ代表DFファン・ダイクからキャプテンマークを引き継いだ。
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今月3日に起きたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタの事故死を受け、キックオフ前にはジョタの追悼セレモニーが行われた。自然とジョタのチャントが沸き起こり、超満員の7万人が集った日産スタジアムを包み込んだ。リバプールは胸の部分に「DIOGO J 20」の特別なエンブレムが配置されているユニフォームを着用して登場。前半20分には、永久欠番となった背番号「20」に伴い、盛大な拍手とジョタのチャントが送られた。
試合は前半9分、ペナルティーエリア左で受けたオランダ代表FWコーディ・ガクポのコントロールショットがポスト右を叩く。同36分には最終ラインの連携ミスからファン・ダイクが相手FWユーリ・アラウージョとの1vs1の局面を迎えるも、見事な対応でピンチを乗り切った。同40分にもフリーでFWディーン・デイビットにヘディングを合わせられるが、GKギオルギ・ママルダシュヴィリがスーパーセーブで防ぐも、0-0で迎えた後半10分、スルーパスに抜け出したFW植中朝日がゴールネットを揺らし、リバププールがビハインドを背負う展開に。
そんななか後半15分、遠藤がタッチライン際に立つと、スタジアムのボルテージは最高潮に。交代するファン・ダイクからキャプテンマークを引き継ぎ、ピッチに入った。すると直後の同17分、カウンターから最後はドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが移籍後初ゴールとなる同点弾を押し込んだ。そのまま勢いに乗ると、同22分、新戦力のオランダDFジェレミー・フリンポンのアシストからMFトレイ・ナイオニが追加点を奪った。そして同42分、敵陣でドリブルを開始した16歳FWリオ・ングモハが、そのままペナルティーエリアに侵入し、右足を振り抜いてゴール右に流し込んだ。試合は3-1で終了。先制を許したものの、プレミア王者が貫禄の逆転劇を披露した。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















