FWルーニー・バルジは今夏にバルセロナに加入した

　スペイン1部バルセロナは7月27日にJ1ヴィッセル神戸と戦い、3-1で勝利を収めた。今夏新加入のU-21スウェーデン代表FWルーニー・バルジは、後半32分に左足で加入後初ゴールをマーク。ゴール後には人気漫画「ONE PIECE」の主人公モンキー・D・ルフィにちなんだゴールパフォーマンスを披露し、海外でも話題になっている。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線！　WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

　19歳のバルジはクウェート出身。その後スウェーデンへ移り住んでユース時代を過ごし、デンマークのコペンハーゲンでプロデビューという異色のキャリアを持つ。複数のビッグクラブ移籍の噂があったなかで、200万ユーロ（約3億5000万円）でバルセロナが獲得した。

　これがバルサでのデビュー戦となったバルジは後半開始と同時にピッチに立つと、後半32分にFWロベルト・レバンドフスキからのパスを受けて左足でゴールネットを揺らした。得点後には右手の拳をピッチに叩きつける“ギア2（セカンド）”のパフォーマンスを披露した。

「ギア2」は世界的人気を誇る漫画「ONE PIECE」の主人公ルフィが自身の身体能力を底上げする際に見せる強化技。米スポーツ専門テレビ「ESPN」の公式Xが「ルーニー・バルジはヴィッセル神戸のフレンドリーマッチでルフィのギア2セレブレーションを行った」と反応するなど海外でも反響を呼んでいた。試合後のインタビューで日本の“アニメ好き”も公言していた19歳にとって、これ以上ないデビューになったといえそうだ。