クラブはJリーグおよび関係各所と協議し対応へ

　J3の栃木シティは7月26日、同日午前7時時点でスタジアム周辺においてクラブおよび所属選手・スタッフを誹謗中傷、揶揄する内容の掲示物が確認されたことを発表した。

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　クラブはこれらの行為について「差別的、侮辱的もしくは公序良俗に反する言動であり、大変遺憾であります」と非難。「いかなる背景があろうともこうした行為は決して容認できません」と明確な姿勢を示した。

　今後はJリーグおよび関係各所と協議の上、適切な対応を進めていくとしている。

　栃木シティは「安全・安心な試合運営をこれまで以上に進めてまいります」と述べ、来場者に対して理解と協力を呼びかけた。

　同クラブのFW田中パウロ淳一も自身のSNSを更新。実際にクラブを誹謗中傷する掲示物の写真を投稿し、注意喚起した。「せっかく栃木県の子供とか初めて観にくる人とかもいるんだから、まじでしょうもないことしないでください。お子さんいる方は見ないように気をつけて。見つけた方は何もせず栃木シティに連絡してください」と呼びかけた。

　この日はJ3リーグ第22節で栃木シティと栃木SCによる“栃木ダービー”が開催される予定となっている。