日本代表が韓国を下して連覇達成 またもジャーメインが決勝点…3連勝での“完全優勝”は初

ジャーメイン良の先制点を守り切った
日本代表は7月15日、EAFF E-1サッカー選手権の最終戦で開催国の韓国代表と対戦し、1-0で勝利して日本代表の同選手権史上初めて3連勝での優勝を勝ち取った。
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森保一監督は第2戦の中国戦からDF望月ヘンリー海輝をのぞく10人を入れ替えた。GKに大迫敬介を起用して招集26選手全員が出場となったほか、残りの9人は初戦のホンコン・チャイナ戦と同じ選手たちが並んだ。勝ち点6で並ぶ日本と韓国は勝利した方が優勝するのはもちろん、得失点差で優位に立つ日本は引き分けでも連覇が決まる状況だった。
試合はいきなり動いた。前半8分、左サイドからMF相馬勇紀が右足で柔らかいクロスを入れると、中央で競ったFW垣田裕暉の背後に入り込んできたFWジャーメイン良が左足ボレーでうまく合わせて先制。初戦の4ゴールに続く一撃が大きな1点をもたらした。FWナ・サンホの際どいシュートに冷や汗をかくような場面もあったが、前半は日本がゲームをコントロールする時間を取りながら試合を進めてハーフタイムを迎えた。
後半に入ると韓国の攻撃を日本が5バックで耐える時間が長くなった。ペナルティーエリア内に切り込まれた攻撃を際どいシュートブロックでしのぐ場面も続いたが、リードを維持して試合を進める。森保監督は後半21分に18歳MF佐藤龍之介とFW細谷真大を投入したが、奪ったボールをつなぐところで韓国に奪い返される場面が多く、自陣で苦しい時間が続いた。
日本はさらにラスト15分でDF植田直通とMF宇野禅斗が入り、左ストッパーからウイングバックにシフトしたDF古賀太陽と望月を含む高さと強さを持ち合わせた5バックに変更。意地を見せる韓国を振り切って1点差の勝利をもぎ取り、3連勝でのタイトルを獲得した。
日本は前回の自国開催だった2022年大会からの連覇を達成し、2013年大会と合わせ通算3回目の優勝。3連勝で頂点に立ったのは、日本代表史上で初となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















